体験談

【簡単DIY】GoProメディアモジュラーのネジが回しづらいので延長する

GoProメディアモジュラーをマウントに固定する時にネジが短すぎて付け外しが非常にしにくいという問題があって以前から悩んでいた

付け外しの度にドライバーを使うのも面倒だし、社外品など色々調べたんだけどGoPro用の長めのネジっていうのが製品として存在しないんだ

そこで純正ネジをDIYで改造することで、メディアモジュラーを工具を使わず簡単に固定できる長ネジを作成した
ホームセンター等で売っている材料で簡単に作れるので、ネジが短い問題で悩んでいる人がいたら本記事を参考にしてほしい

必要な材料・道具

必要な材料
  • ・GoPro純正ネジ
  • ・M5ネジ(今回は75mm)
  • ・M5スペーサー(30mmが手に入らなかったので今回は15mm×2)
  • ・ネジロック剤(必要に応じて)
必要な道具
  • ・プラスチックハンマー
  • ・コンビネーションレンチ(8mm)
  • ・プラスドライバー

延長するネジの選定方法

今回は30mm延長したかったので75mmM5ネジと30mmのM5スペーサーを選定したけど組み合わせによって長さは自由に調整できる

ネジとスペーサーの組み合わせ参考例

M5ネジ長さ = M5スペーサー(延長したい長さ) + 45mm

  • ・M5ネジ75mm + M5スペーサー30mm
  • ・M5ネジ60mm + M5スペーサー15mm
  • ・M5ネジ65mm + M5スペーサー20mm  etc.

延長するネジの選定方法は断面図をイメージするとわかりやすい

GoPro純正のネジ断面はこんな感じ

ネジ山部分は18mm程度なんだけど、柄の部分とネジ部分を分解すると全長45mmのM5ネジが出てくる

なので延長したい長さのスペーサーと延長したい長さ+45mmのM5ネジを用意すれば好きな長さに延長できる

制作工程

長ネジ制作工程を写真と共に解説する

純正ネジを分解する

純正ネジの分解は簡単で、ネジ先端部を床に押し当てて、柄の部分をプラスチックハンマーで軽く上から叩くだけ

これで簡単にネジ部と柄の部分を分解することができる

注意するポイントは無理に力を加えないこと
変に力を入れるとネジ山が潰れたり、柄の部分が破損したりするので軽い力で叩くようにしよう

新しいネジと柄を合体させる

次に分解した柄の部分と延長用の新しいネジを合体させる
まずは、分解したときと同様に柄の中に新しいネジを差し込む
ただ差し込むだけだと、柄の中にネジが固定されないので、スペーサーを取り付けて写真の通りドライバーとレンチをセットする

レンチでスペーサーを固定したままドライバーで締め上げると柄の中へネジが埋まっていって固定される

やり過ぎると柄の部分が割れたり、ネジの長さが変わってしまうので慎重に作業しよう
上で解説したネジの選定方法を参考に、定規で寸法しながらやると失敗する確率が減る

柄の部分にネジが固定できたら、スペーサーでネジ山部分が18mm程度になるように調整しよう

ネジロック剤を塗布して完成

これでほぼ完成なんだけど、この状態だとスペーサーが振動などで回転して緩んで外れてしまう

可能であればスペーサーとネジの間にネジロック剤を塗布して固定したほうが安心だ

完成品を純正ネジと並べるとこんな感じ
大幅に延長することに成功した

実際に取り付けてみる

実際に取り付けてみるとこんな感じ

メディアモジュラー内に埋まっていた純正ネジから大幅に延長することに成功した

ネジが長くなってスペーサーが丸見えなので若干不格好になってしまったが、メディアモジュラーを取り付けた状態でも手でネジを回して固定することが可能になった

作業時間は10分程度で簡単に作れるのでメディアモジュラーの固定に悩んでいる人は是非作ってみてほしい